テレワークなど、自宅でPC作業をしている方のなかには、以下のような悩みを抱えている方も多いのでは?
「デュアルディスプレイで作業をしたい!」
「けどモニターディスプレイは場所を取るし邪魔……」
モバイルディスプレイは、そんな悩みを解決する便利なアイテムです。
この記事では、モバイルディスプレイ(モバイルモニター)とは何か、用途や選び方について解説!
記事の後半ではサイズ別におすすめモバイルディスプレイを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
モバイルディスプレイ(モバイルモニター)とは?
モバイルディスプレイとは、タブレット端末のように持ち運び可能なディスプレイ(モニター)のこと。モバイルモニターとも呼ばれます。
タブレット端末とは異なり、OSが入っていないのでモニターとしての機能のみを備えています。
サイズ展開が豊富で、7インチの小さなサイズから、一般的なノートPCと同程度の13インチや15インチ、大きいものでは20インチ以上のモバイルディスプレイもあります。
そのため、用途に応じて使い勝手の良いサイズを選ぶことができます。
また、タッチパネル機能を搭載したモデルも販売されているので、スマホやタブレットのような直感的な操作も可能です。
モバイルディスプレイの特徴は以下の通り。
モバイルディスプレイの特徴・メリット
・気軽に持ち運びできる
・設置場所を選ばない
・使わない時はコンパクトに収納可能
・機能がシンプルで使い方に迷わない
モバイルディスプレイはこんな用途におすすめ
モバイルディスプレイは、主に以下の用途におすすめです。
モバイルディスプレイのおすすめ用途
・在宅勤務などの自宅用モニターとして
・カフェやホテルなどでのノマドワークに
・ゲームや動画視聴用に
モバイルディスプレイのおすすめの用途について詳しく見ていきましょう!
在宅勤務などの自宅用モニターとして
モバイルディスプレイは、在宅勤務時のサブディスプレイとして超絶おすすめです。
在宅勤務しているものの、仕事部屋がなくてダイニングテーブルなどで仕事をしている方も多いのではないでしょうか。
僕自身、テレワーク時はダイニングテーブルで仕事しているのですが、
「モニターがないため作業が捗らない」
「でもダイニングテーブルにモニター常設するのは邪魔」
といった悩みを抱えていました。
モバイルディスプレイであれば、使う時だけ設置して、使い終わったらノートPCと一緒にしまうことができるので、上記のようなテレワーク時の悩みを解決することができます!
カフェやホテルなどでのノマドワークに
在宅勤務だけでなく、カフェやホテルなどでのノマドワークのお供にも最適です。
ノートPCと一緒に持ち運びできるので、出先のカフェや出張先のホテルでもサブモニターとして使用することができます。
自宅や職場以外でもデュアルディスプレイで作業できるのは便利ですよね。
ゲームや動画視聴用に
端子さえ合えば、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末や、Nintendo SwitchやPS5、Xboxなどのゲームに接続可能です。
また、HDMI端子がついているモバイルディスプレイなら、Amazonの「Fire TV Stick」を接続して各種動画配信サービスを視聴することもできます。
場所を選ばずゲームや動画視聴を楽しめるのは嬉しいポイントですよね!
モバイルディスプレイの選び方
モバイルディスプレイは機種によって特徴が異なります。そのため、自分の用途に合わせて適切な機種を選ぶことが非常に大切です。
次は、モバイルディスプレイの選び方について見ていきましょう。
モバイルディスプレイ選びのチェックポイント
・画面サイズ
・解像度
・給電方法
・接続形式(入力端子)
・価格
・タッチパネル有無
・縦置き表示の可否
画面サイズ
モバイルディスプレイの画面サイズは、7インチの小さめのものから、20インチ以上の大型のものまでさまざまです。
画面サイズが大きいと、表示領域が広いため多くの情報を表示させることができ、文字サイズも大きめに表示可能です。一方、サイズが大きいほど重量も重くなるため、持ち運びの負担が大きくなります。
反対に画面サイズが小さいと、表示領域が狭くなるため表示できる情報量が少なく、文字サイズも小さめになってしまいます。一方で、比較的軽量なので持ち運びやすいのはメリットと言えるでしょう。
作業効率を重視するなら15インチ以上のサイズを、持ち運びやすさを重視するのであれば11インチ以下のサイズを選ぶなど、用途に合わせてサイズを検討すると良いでしょう。
個人的には、13インチ〜15インチ程度のモバイルディスプレイであれば、持ち運びできてサイズも十分なのでおすすめです。
解像度
PCや一般的なモニターディスプレイと同様、モバイルディスプレイも高解像度のモデルが多数存在します。
フルHD(1980×1080)のモデルが一般的で、より高解像度のモデルでは2K(2560×1440)や4K(3840×2160)のものも販売されています。
正直なところ、作業用のサブモニターとして使用するのであれば、フルHDまでのモデルでまったく問題ないと考えています。
ゲームや動画視聴が目的で、より美しい映像を楽しみたいという場合には、2Kや4Kなどの高解像度モデルを検討してみるとよいでしょう。
給電方法
モバイルディスプレイには、バッテリー内蔵タイプと非搭載タイプがあります。
バッテリー搭載タイプであれば、外出先で電源を確保できない場合も安心です。ただし、連続駆動時間がどの程度か事前に確認しておきましょう。
バッテリー非搭載タイプは、そのぶん軽量なので扱いやすいのが特徴。USBを経由して給電するタイプであれば、パソコンから給電することも可能です。
接続形式(入力端子)
パソコンやゲーム機など、映像出力側との接続方式もチェックしておくべきポイントです。
パソコンなどとの接続方法は、主に以下の3種類があります。
・USB(Type-A/Type-C)
・HDMI(標準/ミニ/マイクロ)
・VGA
基本的には、つなげたい端末の出力端子を確認した上で、モバイルディスプレイの入力端末が対応していれば問題ないでしょう。
価格
モバイルディスプレイは、安い機種で1万円台から、高いモデルだと5万円台以上のものもあります。
当然ではありますが、価格が高くなるほど高機能なモバイルディスプレイとなります。
事前にモバイルディスプレイに求める機能を明確にしておき、予算内で必要機能を満たす機種を探すとよいでしょう。
タッチパネル有無
モバイルディスプレイによっては、タッチパネル対応のモデルもあります。
タッチパネル対応のモバイルディスプレイであれば、スマートフォンやタブレット端末のように直感的に操作することが可能です。
大きい画面でゲームアプリなどを操作したい方にはおすすめですが、パソコンでの作業を想定している場合には必要性は高くないかなと思います。
縦置き表示の可否
縦置き表示が可能なモバイルディスプレイも存在します。
一般的にはそこまで活用できるシーンが無いかと思いますが、ブロガーさんやライターさんなど、文章を執筆したり校正校閲したりする方は、縦置き表示が重宝すると思います。
おすすめのモバイルディスプレイ
最後に、おすすめのモバイルディスプレイをご紹介します!
I-O DATA(アイ・オー・データ) 15.6型モバイルモニター
液晶ディスプレイの国内トップシェアを誇る、I-O DATA(アイ・オー・データ/日本)の15.6型モバイルモニター。
15.6型なので視認性は十分で、重量900gと軽いので持ち運びにも便利です。
主なスペック・特徴
画面サイズ:15.6インチ
解像度:フルHD(1920×1080)
重量:900g
入力端子:USB(Type-C)/HDMI(Mini)
その他:角度調整可能(3段階)なスタンド兼ケース付き
cocopar(ココパ) 15.6型モバイルディスプレイ
モニター製品をはじめとしたパソコン周辺機器を提供する、cocopar(ココパ)の15.6型モバイルディスプレイ。
モニター本体に45°〜90°まで調整可能なスタンド付きで、縦置き表示にも対応。USB(Type-C)で映像入力と給電を行えるため、配線がごちゃごちゃしないのも嬉しいポイント。
主なスペック・特徴
画面サイズ:15.6インチ
解像度:フルHD(1920×1080)
重量:848g
入力端子:USB(Type-C)/HDMI(Mini)
※HDMI(Mini)での接続時、USB(Type-C)経由での給電が必要
その他:縦置き表示可能/モニター自体にスタンド付き(45°〜90°まで調整可)
hoyaliro 10.1インチ モバイルディスプレイ
モニター本体は厚さ9.9mm、重量328gと持ち運びやすさ抜群の10.1型モバイルディスプレイ。
小型ながらフルHD対応なので、画像や映像を鮮明に表示可能です。
主なスペック・特徴
画面サイズ:10.1インチ
解像度:2560×1600
重量:328g(本体重量)
入力端子:/HDMI(Mini)
Acouto XC17 モバイルモニター 17.3インチ
作業効率重視な方にぴったりな17.3インチのモバイルモニター。
ブルーライト軽減技術搭載で、目の疲労や刺激軽減にも配慮されています。
主なスペック・特徴
画面サイズ:17.3インチ
解像度:フルHD(1920×1080)
重量:900g
入力端子:USB(Type-C)/HDMI(Mini)
その他:スタンドとして使えるケース付き/VESA対応
まとめ
この記事では、モバイルディスプレイの用途や選び方、おすすめの機種をご紹介しました。
手軽にデュアルディスプレイで作業したい、モニターを持ち運びたいという方は、今回ご紹介した情報も参考にモバイルディスプレイの購入を検討してみてはいかがでしょうか。