厳選したこだわりのデニムブランド17選!注目すべきジーンズを徹底紹介【国産&海外産】

こだわりのデニムブランドを徹底紹介! ファッション・小物

労働者のためのワークウェアとして産声を上げたジーンズ(デニムパンツ)は、現在カジュアルファッションの代表的なアイテムとして世界中で親しまれています。

そして、ジーンズを生産するデニムブランドは世界中に数多く存在し、それぞれのこだわりを反映したジーンズを世に送り出しています。

一方で、
「ジーンズを買いたいけど、どのブランドがよいのか分からない」
「デニムブランドはたくさんあるけど、それぞれどんなこだわりがあるのか知りたい!」
といった思いを抱えている方も少なくないのでは?

この記事では、国内外の定番デニムブランドから新進気鋭のデニムブランドまで、各ブランドの特徴やこだわり、定番モデルを一挙紹介します。

次に買うジーンズに迷っている方や、初めてのジーンズ選びでお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

※随時更新します!

3大アメリカンデニムブランド(LEVI’S|LEE|Wrangler)

まずは、ジーンズの本場アメリカ初の3大デニムブランドからご紹介します。

3大デニムブランド

・LEVI’S(リーバイス)
・LEE(リー)
・Wrangler(ラングラー)

LEVI’S(リーバイス)

LEVI'S(リーバイス)の定番ジーンズ『501』(出典元:MADE IN THE USA501®オリジナルフィット リジッド TWOHORSE セルビッジ 14oz|リーバイス® 公式通販

言わずと知れたデニム・ジーンズの王様『LEVI’S(リーバイス)』

ドイツから移民としてサンフランシスコに渡ったリーバイ・ストラウス氏が、1853年にリーバイ・ストラウス&カンパニーの前身となる雑貨商を開業。当初は、金鉱で働く労働者のためにキャンパス地のワークパンツを販売していました。

1873年に初めてジーンズを誕生させると、1890年には品番統制によってロットナンバー『501』が登場。すべてのジーンズの原点とも言える定番モデルとして、現在も世界中で愛されています。

また、ファッションアイテムとして改良された『505』や、スキニージーンズの定番『606』、ブーツカットが特徴の『517』など、『501』以外にも数多くの定番モデルが存在します。

最初の1本としてはもちろん、2本目3本目としてもおすすめの定番ブランドだと言えるでしょう。

あわせて読みたい

【着用8ヶ月】リーバイス501‐STFの変化を画像で紹介!

続きを読む

LEE(リー)

Lee(リー)の定番『101Z』(出典元:ARCHIVES RIDERS 101Z 1950S デニムパンツ|Lee|リー

リーバイスと並び、定番デニムブランドとして知られる『Lee(リー)』

1889年にアメリカのカンザス州で、ヘンリー・デヴィット・リー氏がH.D.Lee Companyを設立。1911年にワークウェアの自社生産を開始し、カウボーイファッションを手掛けるブランドとして成長しました。

ジーンズの特徴は、ヒップポケットにあしらわれたS字型のステッチ「Lee」と刻印されたレザーパッチ。また、カウボーイが馬に乗ることを想定してまた上が深く作られている点も特徴です。

LEEの定番モデル『101Z』は、LEVI’S『501』に並ぶ傑作ジーンズだと言えます。

Wrangler(ラングラー)

Wrangler(ラングラー)の定番ジーンズ『11MW』(出典元:11MW 1951 MODEL|Wrangler Archives | Wrangler公式オンラインショップ

『Wrangler(ラングラー)』もまた、アメリカを代表するデニムブランドのひとつ。

Wranglerの母体となるブルーベル社は、数々のワークウェアブランドの統合によって作られたブランドです。1940年代後半にウエスタンウェアの生産を開始し、定番モデルとなる『11MW』をリリース。1950年代にはウエスタンウェアの代名詞とも言えるブランドに成長しました。

ジーンズの特徴は、「サイレントWステッチ」と呼ばれるW字型のヒップステッチ。乗馬時に邪魔にならないよう、ヒップポケットの位置が高めなのも特徴です。

ジーンズの本場!アメリカのデニムブランド

ジーンズの本場アメリカには、3大デニムブランド以外にもこだわりのデニムブランドが数多く存在します。

次は、3大ブランド以外の米国産デニムブランドを見ていきましょう。

TELLASON(テラソン)

TELLASON(テラソン)の定番ジーンズ『GUSTAVE』(出典元:Gustave 14.75 oz. Slim Tapered Selvedge Jeans | Tellason

2008年にカリフォルニア州サンフランシスコで誕生した『TELLASON(テラソン)』は、トニー・パテラ氏とピーター・シアソン氏が設立したMADE IN USAにこだわるデニムブランドです。

サンフランシスコと言えばLEVI’S(リーバイス)の本社がある街。デニムの聖地ともいえる場所で裁断から縫製までを行い、コーンミルズ社の生地(※)をはじめ、糸、リベット、革パッチなどもアメリカ国内の素材を採用しています。

ストレートシルエットの『ANKARA』や、スリムストレートの『JOHN GRAHAM MELLOR』スリムテーパードシルエットの『GUSTAVE』など、複数の傑作モデルを輩出しています。

(※2017年にコーンミルズ社ホワイトオーク工場が閉鎖して以後は、コーンミルズ社デニム生地のほか、製品によってはカイハラに特注した生地も使用しています。)

YANUK(ヤヌーク)

YANUK(ヤヌーク)と藤原裕氏のコラボジーンズ(出典元:藤原裕×YANUKコラボレーションデニム | SPECIAL ITEMS | YANUK ONLINE STORE

『YANUK(ヤヌーク)』は、カリフォルニア州ロサンゼルスで2003年に誕生したデニムブランド。

西海岸のリラックス感漂うデニムは、L.A.セレブを中心にウィメンズラインから人気に火がつきました

また、現在は日本のアパレルブランド『カイタックインターナショナル』がプロデュースを行っており、2016年からはメンズラインもスタート。

原宿のヴィンテージショップ『BerBerJin(ベルベルジン)』のディレクター・藤原裕氏とのコラボジーンズをリリースするなど、ヴィンテージ好きも納得のラインナップです。

Double RL/RRL(ダブル アール エル)

Double RL/RRL(ダブル アール エル)の『ヴィンテージ 5ポケット セルビッジ ジーンズデニム』(出典元:ヴィンテージ 5ポケット セルビッジ ジーンズデニム| ラルフ ローレン公式オンラインストア

『Double RL/RRL(ダブル アール エル)』は、アメリカを代表するファッションブランド『ラルフローレン』のヴィンテージラインとして1993年にスタートしたブランド。

ラルフ・ローレン氏のヴィンテージ愛を体現したブランドであり、ワークスタイルやミリタリースタイルを軸としたラインナップを展開しています。

素材から縫製、ディティールまでこだわり抜いた、ヴィンテージマニアも納得の上質なジーンズを生産しています。

PRISON BLUES(プリズンブルース)

PRISON BLUES(プリズンブルース)のワークジーンズ(出典元:プリズンブルース PRISON BLUES ワークジーンズ サスペンダーボタン リジッドブルー | Jalana | ジャラーナ

数あるアメリカンデニムブランドのなかでも異色なバックボーンを持つ『PRISON BLUES(プリズンブルース)』

受刑者に技術と更生機会を与えることを目的に、アメリカのオレゴン州ペンドルトンで1989年に設立されました。

ジーンズはすべて刑務所内の受刑者によるハンドメイドで、ワークウェアらしい丈夫な作りが特徴。

当初は刑務所内の囚人用に生産されていましたが、現在では一般人も商品を購入することが可能に。売り上げの半分は犠牲者への損害賠償、そして残りの半分はブランド運営費や出所後の受刑者に回されるなど、社会的意義も大きいブランドです。

タフで無骨なデニムが欲しい方や、ブランドのバックボーンに共感した方におすすめのブランドです。

AG(エージー)

『AG(エージー)』の定番ジーンズ『TELLIS』(出典元:TELLIS/スリムテーパード/RAW | AG Jeans – エージージーンズ 日本公式通販サイト

『AG(エージー)』は、アドリアーノ・ゴールドシュミット(Adriano Goldschmied)氏と、ユル・クー(Yul Ku)氏が2000年に設立した、カリフォルニア州ロサンゼルス発のデニムブランド。

アドリアーノ氏はDIESEL(ディーゼル)の創設メンバーの一人であり、「デニムの神様」とも称されたイタリア出身の伝説的なジーンズデザイナーです。

デザインから縫製、仕上げまで、すべての工程を自社工場で一貫して行うなど、高い生産技術とデザインノウハウを活かした高クオリティなジーンズを提供しています。

スリムストレートの『EVETETT』やスリムスキニーの『DYLAN』、スリムテーパードの『TELLIS』などの定番モデルが存在し、好みのシルエットに応じて選ぶことができます。

Stevenson Overall(スティーブンソン オーバーオール)

Stevenson Overall(スティーブンソン オーバーオール)の定番ジーンズ『San Francisco』(出典元:Stevenson Overall Co.

『Stevenson Overall(スティーブンソン オーバーオール)』は、ジップ・スティーブンソン(Zip Stevenson)氏と多賀谷強守氏が2005年に設立したブランド。

ジップ氏は、スタッズベルトで有名なHollywood Trading Company (HTC)の代表兼デザイナーであり、ヴィンテージデニムのコレクターとしても知られる人物。

じつは、『Stevenson Overall』は1930年代のアメリカ・インディアナ州に実在した、良質なワークウェアを生産していた工場の名前。

世界恐慌の煽りを受け閉鎖したこの工場の「モノづくりに対するこだわり」に共感したこと、そしてジップ氏のラストネーム(姓)が偶然にも同じだったことから、新生Stevenson Overallとしてスタートしたのでした。

Stevenson Overallのジーンズの特徴は、1920年代以前の縫製仕様である「一本針の折伏せ縫い」「古くて新しい、モダンでありながら普遍的」というこだわりのデニムを生み出しています。

※日本発のデニムブランドに入れるべきか迷ったのですが、ブランド誕生の背景も鑑みてアメリカンデニムブランドとして紹介させていただきました。

日本発!国産デニムブランド

日本国内には、確かな技術力とモノづくりへの情熱、そしてアメリカンカルチャーへのリスペクトを備えたデニムブランドが多数存在します。

次は、国産デニムブランドを見ていきましょう。

DENIME(ドゥニーム)

DENIME(ドゥニーム)の定番ジーンズ『XX TYPE』(出典元:XX TYPE W28-34 L34 | Denime

『DENIME(ドゥニーム)』は、1988年に林芳亨氏らによって立ち上げられたデニムブランド。

主に1950年代〜1970年代のヴィンテージデニムをモチーフに、「真の定番=THE REAL BASIC」を追求してジーンズを生産しています。

1990年代に日本国内でムーブメントとなったヴィンテージジーンズレプリカの草分け的なブランドであり、今もなお国産デニムブランドの中で大きな存在感を示しています。

DENIMEの定番モデルは『XX TYPE』『66 TYPE』。どちらも腰回りが程よくゆったりとしたシルエットで、ヴィンテージデニム好きにはたまらないモデルとなっています。

RESOLUTE(リゾルト)

RESOLUTE(リゾルト)の定番ジーンズ『Lot.710』(出典元:LINEUP – RESOLUTE OFFICIAL WEBSITE

『RESOLUTE(リゾルト)』もまた、日本のジーンズを語る上で避けては通れないブランドです。

2010年設立と歴史が浅いにも関わらず、RESOLUTEがジーンズ愛好家から熱烈な支持を得ているのには理由があります。

じつはRESOLUTEは、先述したDENIME創業メンバーであり、国産ジーンズの重鎮でもある林芳亨氏が原点回帰の意味を込めて設立したブランド。

リーバイス66モデルをモチーフとした『Lot.710』をはじめとした4型のみの展開ながら、シンプルかつこだわりが詰まったジーンズ作りで数多くのファンを生み出しています。

WAREHOUSE(ウェアハウス)

WAREHOUSE(ウェアハウス)の定番ジーンズ『1001XX』(出典元:WAREHOUSE & CO. / Lot DD-1001XX(1947 MODEL) ONE WASH – WAREHOUSE & CO.

日本が誇るデニムブランド『WAREHOUSE(ウェアハウス)』

1995年の設立以来、「ヴィンテージ古着の忠実な復刻」というテーマを追求し続けているブランドです。

ヴィンテージジーンズのレプリカブランドは数多く存在しますが、ウェアハウスでは「ヴィンテージ古着の忠実な復刻」というブランドテーマにふさわしい、デフォルメのないレプリカジーンズづくりが特徴です。

なかでも、フラッグシップモデルである『1001XX』は、ヴィンテージのリーバイス501XXを忠実に再現した傑作であり、多くのデニム愛好家からの支持を集めています。

TCB JEANS(TCBジーンズ)

TCB JEANS(TCBジーンズ)の定番モデル『TCB jeans 50's』(出典元:TCB jeans 50’s | TCB jeans

『TCB JEANS(TCBジーンズ)』は、井上一氏が岡山県倉敷市児島にて設立した縫製工場の自社ブランドです。

当初は他社製品のOEM生産に携わり、2012年に児島で開催された「デニムフェスティバル」への参加をきっかけにオリジナルジーンズの生産を開始しました。

WebサイトやSNSを通じた情報発信により、海外のコアなデニムファンからの注目を集め、着実に国内外での知名度を獲得。
「自分たちが本当に作りたい商品だけを作るブランド」というコンセプトを掲げ、妥協のないこだわりのジーンズを世に送り続けています。

1950年代の501XXをサンプリングした『TCB jeans 50’s』や、初期の66モデルをイメージした『TCB jeans 60’s』、大戦モデルの『S40’s Jeans』などのラインナップを展開しています。

あわせて読みたい

【TCB jeans】S40’s ジーンズ・ジャケットの特徴やサイズ感をレビュー!

続きを読む

EVISU(エヴィス)

EVISU(エヴィス)の定番モデル『Lot.2001』(出典元:Lot.2001 (No.1 SPECIAL/赤耳) オールドカットフィット | EVISU(エヴィス)ジーンズ 公式オンラインストア

『EVISU(エヴィス)』は、国産デニムが盛り上がりを見せ始めた1991年に山根英彦氏が立ち上げたデニムブランド。

ヒップポケットにペイントされたカモメマークが印象的で、ストリートファッションとの親和性が非常に高いのが特徴。

Jay-ZLil Wayne、近年ではTravis ScottなどのUSラッパーがEVISUジーンズを愛用するなど、HIPHOPシーンで根強い人気を誇っています。

EVISUの定番モデルは、レギュラーストレートの『Lot.2000』や、ややゆったりとしたシルエットの『Lot.2001』。細身のシルエットが好みの方にはスリムストレートの『Lot.2005』もおすすめです。

ちなみに、ヒップポケットのペンキペイントは「無し」も選ぶことができるので、主張控えめが好みの方も安心して購入することができます。

ヨーロッパのデニムブランド

じつは、ヨーロッパにもこだわりのジーンズを生産するデニムブランドが存在します。

次は、ヨーロッパ発のデニムブランドをご紹介します。

A.P.C.(アーペーセー)

A.P.C.(アーペーセー)の定番ジーンズ『プチニュースタンダード』(出典元:プチニュースタンダード|デニム|A.P.C. STORE(アー・ペー・セーストア)

1986年にジャン・トゥイトゥ氏が設立した『A.P.C.(アーペーセー)』は、フランスを代表するファッションブランド

専業ブランドではないにもかかわらず、A.P.C.のジーンズはデニム愛好家から高い評価を受け続けています。

A.P.C.が作り出すジーンズはシンプルかつミニマルなデザインであり、ユニセックスな印象。無駄をそぎ落とした美しいシルエットは、メンズ・レディース問わず多くの人の心を捉えます。

定番モデルとして、緩やかなテーパードによってストレートなシルエットを生み出す『ニュースタンダード』、ほどよいスリム感が特徴の『プチスタンダード』、そして前述の2モデルの特徴をミックスした『プチニュースタンダード』を展開しています。

DENHAM(デンハム)

DENHAM(デンハム)の定番『RAZOR』(出典元:RAZOR BLFMROY1Y|SLIM FIT|DENHAM(デンハム)日本公式オンラインストア

オランダの新進気鋭デニムブランド『DENHAM(デンハム)』

イギリス生まれのジェイソン・デンハム氏が2008年にオランダ・アムステルダムで設立したブランドです。

立体裁断によるシルエットや、ブランドアイコンであるハサミのデザインが落とし込まれたディティールなど、デニムの伝統を踏まえつつも現代的なテイストとなっています。

ほどよいスリムフィットシルエットが特徴の定番モデル『RAZOR』をはじめ、シルエットの美しさと履き心地の良さ、さりげない遊び心を求める方におすすめのデニムと言えます。

G-Star RAW(ジースターロゥ)

G-Star RAW(ジースターロゥ)の定番モデル『ELWOOD』(出典元:30 Years 5620 3D Straight Tapered Jeans | ダークブルー | G-Star RAW®

1989年、オランダ・アムステルダムで誕生した『G-Star RAW(ジースターロゥ)』

ブランド名からも分かる通り、「Raw Denim(生デニム)」を中心としたラインナップを展開しています。

なかでも注目したいモデルが、1996年に発売された『ELWOOD』立体裁断(3Dコンストラクション)が施された革新的なシルエットで、当時のデニム業界に大きな衝撃を与えた傑作モデルです。

まとめ

いかがでしたか?

定番の3大デニムブランドだけでなく、国内外には魅力的なデニムブランドが数多くあります。

今回ご紹介した情報も参考に、自分にあったジーンズを探してみましょう!